分かっているつもり?のプロテクターの重要性
雨ですね、そろそろ長袖が欲しくなって来る感じです。
今日は、スコットのジーニアスの納車整備をしています。
日中はお客さんは来ないかな…っと思っていたら、ご来店です。
先月、富士見パノラマへお一人で走りに行かれた際に転倒をして、手首の骨折をしたお話を伺っていました。
お医者さんに行くついでに、破損したプロテクターを見せに来てくれました。
ネックブレース破損、チェストガード破損、ヘルメットも破損(写真では具合が分かり難いので省略)
いや、良く手首だけですみましたね…と、今となっては冗談半分で言えますが、かなりの破損具合です。
直線で油断して転んだだけと聞いてましたが、相当なスピードが出てたのだと思います。
肩から背中で着地したらしく、チェストガードの肩、背中側のプロテクターが割れています。
ノーネックブレースや簡易プロテクターだったら、手首の骨折だけじゃすまなかったかもしれませんね。
ある程度慣れてくると邪魔になって付けない方もいます、どうしてもお金が掛かるので後回しにしてしまう方もいます。
自分の力量が分かっていてちゃんとセーブが出来る方なら、百歩譲って大丈夫と言えますが…
楽しくなっちゃって飛ばされたり、仲間と走って雰囲気に飲まれて飛んで行っちゃったりとなど、要因は様々あると思います。
大体の人は、怪我をしたくて転ぶ事なんか無いはずです。不意の出来事での転倒が殆どだと思います。
その時に身を守ってくれるのはプロテクターだけです。
自分は大丈夫と思っている方もいると思います。
でも、もし怪我した場合は誰かの手を借りなくては行けない、余計な時間と心配をかけてしまう、とまで考えて居る方はどれくらい居るのでしょうか?
楽しく走る為の準備は、しすぎると言う事は無いと思います。
自転車の整備も大切ですが、プロテクターの準備も大切な一つです。
あはは転んじゃった。で、すむようにしっかり準備して楽しくMTBに乗りましょう!